一檀家さんの感想
Sat.02.04.2016 Posted in 経過報告
0 comments 0 trackbacks
  私たち「守る会」は、定期的に護持会役員や檀家有志の方々を交えて「住職問題」について意見交換をしております。この問題に対する宗門の問題先送り体質に話題が及んだところ、以下の感想がありました。

 会議での檀家さんの感想…『年初のNHK「特報首都圏」という番組で、インターネット通販大手のアマゾンが行っている「僧侶手配サービス」の問題が取り上げられました。
 自宅や墓などで法事法要を行う際に、注文に応じて僧侶を派遣すると言うもので、その場合法事法要はもとより、戒名を授与される場合も一定の料金にて行うと言うものです。これに対して全日本仏教会は「宗教行為をサービスや商品とみなしている。お布施はサービスの対価ではない。戒名、法名も対価ではない」と批判しています。以前流通大手のイオンが、お布施の目安を料金体系としてホームページに載せた際、同会が上記と同じような抗議をして、ホームページから削除させたことがありました。
 確かに同会が抗議しているように、本来、宗教はビジネスや商品として取り扱われるようなものではなく、お坊さんの派遣を商売にするなどということも、おかしなこととは思います。しかし、このようなビジネスが発生するということ、そしてそれが商売として成り立っているということは、今の世の中に、そういうニーズがあるからではないでしょうか? 大体葬儀や法事に費用が掛かり過ぎます。葬儀や法事はいつのころからか、それを商売にする葬祭業者が主導権を握るようになってから滅法高いものになりました。 
又、お布施は、「心や気持ちでお渡しするもの」などと抽象的なことを言われても、一般の檀信徒はどの程度お包みすればよいのか困ってしまいます。戒名になると、戒名をつける意味を、どのくらいの人が知っているでしょうか? サービスではない、対価ではないと言っても、建前だけに終わっているのが実態です。そして、このようなビジネスがまかり通るようになったのは、ただ単なる時代の趨勢だけではなく、こうした檀信徒のニーズに十分に対応して来なかった宗門やお坊さんにも、少なからぬ責任があると言われても反論出来るでしょうか?
 又この番組では、檀家制度を廃止し、誰でも信者として受け入れることに切り替えた勇敢な改革をした埼玉のお寺の住職についても取り上げていました。
 確かに時代は急速に変わって来ています。仏教界もただ手をこまねいているだけで、宗教を材料にするビジネスが横行するのをただ批判しているだけでは、将来に展望が開ける筈がありません。 我が宗門も、この番組のタイトルである「お坊さんが変わる。時代が求める仏教とは?」という問いかけに、しっかりとした答えを出してほしものです。』

スポンサーサイト

« 宣伝 | ホーム | 自己正当化に終始 »

comments

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

topBack to TOP