子供のころ、正月に百人一首の絵札で「坊主めくり」をして遊んだことがある。
もとは「坊主」は尊称であったが現在では蔑称の感がする。例えば「坊主丸儲け」「三日坊主」「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」など直ぐ思いつく。
尊敬されるべき「お坊さんが」時代と共に変遷して、僧侶社会の実態を表す蔑称になったのだろう。特に寺請制度が遠因のひとつと思います。
昨年の東日本大震災を境に伝統仏教のあり方も内外から見直されてきました。これを機会に「蔑称」のイメージから「尊称」のイメージに変える具体的な行動を曹洞宗僧侶に期待します。
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