FC2ブログ
宗門よ、問題住職の放置に危機感をもて!
Wed.16.11.2011 Posted in 経過報告
0 comments 0 trackbacks
 昔も今も時折、企業経営を司る人々の不祥事が、新聞紙上やテレビの画面を賑わしています。その中には、この会社が? と思えるような伝統ある老舗企業や、卓越した技術等を誇る著名な企業も含まれています。 経営幹部の不公正な行為、不始末、そして不誠実な対応が、(例えそれが、どんな原因から出たものであっても)いとも簡単に長年培ってきた伝統や名声を洗い流してしまい、会社関係者に迷惑をかけ、まじめに働いている従業員を泣かす結果になっています。

 ところで、目を私どものお寺に転じますと、大多数の檀家の信頼を失い、その結果罷免要求を突きつけられている住職が、平気な顔をして長年の間居座っています。宗務庁に罷免申し立てをしていますが、ずっと放置され、何回かにわたる督促をしても無視されたため業を煮やした檀家さんが集団抗議行動をした結果、最近やっと対応はしてくれるようにはなって来ましたが、我々檀家の切実な要請を受け止めてくれるような段階には至っておらず、今後が見通せない状態です。

 幾世紀にもわたる歴史と伝統をもつ仏教、そしてその有力な一翼をになう曹洞宗宗務庁のトップ層の方々が、不祥事を犯した企業のように、あっという間に宗門の名声を消し去ってしまうような事はしないであろうと信じていますが、その一方で檀家の信頼を失った問題住職の存在を放置していることそのものが、シロアリが家の土台を徐々に蝕んで行くように、間違いなく宗門の権威、名声、信頼等を毀損し、そのよって立つ基盤を少しずつ崩していくことになるでしょう。 そのことに宗門は早く気づくべきです。

 また、お坊さんの中には、人々の心の救済に身をもって当たっているお坊さんや、さまざまな面で献身的な活動をやっておられる方が沢山おられます。 しかし問題住職の存在は、こうしたお坊さんの存在や立派な業績をも帳消しにしてしまうのではないかと危惧しています。

 昨今、少子高齢化、核家族化等の世相から、人々の既存宗教離れや、檀家のお寺離れが、宗門サイドからも、何がしかの危機感を持って語られているようです。 そうした中で、問題住職の存在と、宗門による放置という現状のあり方は、こうした社会的な流れに歯止めをかけるどころか、逆にそうした流れを加速させることに他なりません、現に私どものお寺でも、檀家が帰依し得ない住職が、長い間居座っているために、辛抱も限界に来て離壇する檀家が、最近目に付き出して来ました。
 ただ、この間、千葉県船橋市の長福寺の寺檀紛争が、テレビで放映されましたが、曹洞宗宗務庁の幹部が、テレビに登場して、そのお寺の住職問題を「宗門として一度厳正に対処したい」と言明していました。 宗門は、やっと問題住職を放置しておけないことに気が付き始めたのでしょうか? 

 宗門よ、今ならまだ何とか間に合います。早く現実に目を向けて、宗門自体が、土台の方から侵食されて取り返しのつかないような状態になる前に、問題住職に対し厳正な処置をとることにより『多々ある寺檀紛争』を終結させてください。それが全国の堕落した宗侶を覚醒させることにつながります。


スポンサーサイト

« 寺檀紛争と裁判(part 1) | ホーム | 今度こそ宗務庁に期待したい。(part Ⅱ) »

comments

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

topBack to TOP