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今度こそ宗務庁に期待したい。(part Ⅱ)
Wed.09.11.2011 Posted in 経過報告
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 住職という立場は、①宗教上の立場(もちろん所属する部分社会で通用する立場)であると共に、多分どこのお寺にも『住職をお寺(法人)の代表役員に充てる(住職充当制)』という寺院規則があり、それによって②世俗上の立場も併せもっています。
 宗教法人法では代表役員に住職以外の役員が就任しても良いことになっておりますが、現実は住職があて職として法人の代表役員に自動的に就任するシステムになっています。そこでは住職が代表役員に適格かどうかは問われません。それ故、宗門の住職任命の審査内容が問われます。

 住職(代表役員)に何か問題があれば民事、刑事、宗教法人法などで裁かれることは当然ですが、その前に代表役員になる「あて職」の住職を管長が任命する形式をとっている宗門の責任は重大です。しかし管長は宗門の象徴的な立場でありますから任命責任を問うわけにはいきません。一方、宗制の「罷免」16条項を見ると実質は宗務総長(曹洞宗代表役員)の判断に委ねられており、その事務管轄部署は総務部です。すると実質の任命責任は宗務総長となります。従って、問責住職に対しては宗務総長、総務部長が責任をもって対処すべきです。

 昨今の世情から寺院運営が厳しい環境下でも法事のみではなく地域社会のより所として布教、教化、講演活動等に尽力されている住職さんが大多数であることを承知しています。その意味でも宗門が一部の不届きな宗侶の取り扱いに毅然として対応せず、無責任に放置したままの状態が続けば宗門に不信感が増すばかりではなく、世間一般のお坊さんのイメージダウンにつながります。多発する寺檀紛争に対する宗務庁の過去の無策という体たらくに檀家さんからは宗務庁は「坊主互助会」のなれ合い体質と批判の声がでています。

 問題のある住職(代表役員)に対して宗制による処分は当然としても、仏教者として檀信徒から信頼、帰依されていない僧侶は、そもそもそれ以前の問題として、既に住職に値しません。
 宗務庁よ!「脚下照顧」伝統仏教宗派として、今度こそ檀信徒の負託に応えてください。世間の目もあなた方を冷静に注視しています。




 
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