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住職の職務
Thu.27.09.2018 Posted in 経過報告
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 住職の職務は、曹洞宗の教えをひろめ檀信徒を教化育成し儀式や諸々の行事を行う聖事と、寺院経営という俗事も行います。歴代の住職たちは積極的に職務に精励し、更に寺の財政基盤を安定化する諸施策もとった。
一方、檀家も行事などは都度寺に協力し合いました。時には先々代住職時に起きた台風による境内地がけ崩れ被害が生じた際には、その復旧工事費に相当する1億数千万円の特別寄進に協力して寺の護持に努めました。正に先代住職が目指した寺檀一如だった。しかし、住職問題が起きてから寺は死んだも同然となった。トップ(住職)がダメな組織は崩壊するという典型だ。

 住職問題の発端は先代住職(東堂)と現住職の住職承継直後に起きた坊さん同士のもめ事から始まり、そのもめている過程で現住職の問題点が発覚した。問題の第一義的な責任は現住職にあるが、寺檀紛議を承知していながら手をこまねいている上部団体の曹洞宗宗務庁にも責任の一端はある。仏教者としての自浄能力を発揮しないため結果的に問題住職をのさばらせている。これでは御題目を唱えてばかりいると言われても仕方がない。

 また、宗教法人法も宗教者性善説を前提にしているので現実の寺檀紛争に対応できていない。そのうえ、一宗教団体という部分社会の出来事なので大きな社会問題とならず社会の監視や批判に晒されない。競争社会で企業統治が厳しく問われている一般企業と違い、ぬるま湯にどっぷりの問題住職も宗務庁も、ひたすらに嵐が吹き去るのを待っているだけだろう。

 こんな中、檀信徒を代弁する護持会の役員らは住職問題を自分たちの代で終結させる責任感と正義感から問題解決へ向けて模索を続けています。私たち守る会も一日も早い寺院正常化を図るため今後も支援と協力を惜しみません。

 時は人生100年時代に入りました。信仰意識も多様化しております。一般的に現戸主からいずれお墓を承継する方々と寺の接点は生老病死の死の縁で始まることが多いですが菩提寺の「住職問題」を契機に寺との関係について日頃から家族間で話し合いを持たれることをお勧めします。
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